LONE GLASS PRAIRIE     


  時が刻むことがない 四角く切り取られた ガラス箱の中で     
  彼女は 今日も 外の世界を見ている。              
  その金色に輝く瞳は どこか寂しげで 何かに           
  すがっているかのようだった。                  

  「向こう側には、何が見えるの?」                
  その問いかけに ちょっとだけ 微笑んで 答えてくれる 彼女。  
  「人だった頃の‥‥私」                     

  彼女は きっと まだ夢を見ている。               
  夢の中で 生きていた あの頃の 綺麗な夢を。          


     EIRIARP SSALG ENOL